偉人たちの生活に学ぶ能力を高める「5つの習慣」
イチローの朝ご飯は毎日カレーを食べる。ベンジャミン・フランリンは裸で朝のひとときを過ごした。ソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生結弦選手は、演技を始める直前に手を合わせお祈りをしている(フィギュアのシーズン入りですね ♪♪♪)
偉大な頭脳はどのようにして時間を作り、インスピレーションを得て仕事に結びつけたのか。先人の生活習慣に学ぶ。
- 朝型人間になる。クリエイティブな世界で成功した人の大半は、かなりの早起きだ。作家のヘミングウェイは、前の晩にどんなに深酒しても、朝5時に起床した。早朝は「誰にも邪魔されないし、ひんやりとした朝は執筆しているうちに体が温まる」と彼は書いている。モーツァルトや画家のジョージア・キーフなども朝型だった。また、時間が限られているおと集中力が生まれ、学校へ行かなければいけないという自制心が出てくる。
- よく歩く。歩くことも、創造的な仕事の生産性に関係がある。とくに自然のなかを歩いたり、緑に囲まれてぶらぶらすることは効果があるという。ロシアの大作曲家チャイコフスキーは、毎日きっかり2時間、散歩をした。ほんの数分早く家に帰ってきただけで、自分の身に大きな不幸が降りかかると思い込んだという。ほかにも、ベートーベンやマーラー、エリック・サティなど、音楽会には散歩を日課にしていた人が少なくない。
- 生活リズムを厳守。100ドル紙幣の顏としておなじみのアメリカ建国の父、ベンジャミン・フランクリンは、毎朝どんな天気でも、開け放した窓のそばに座って1時間ほど「空気浴」をした。自分がやりたいこと、やらなければならないことを決めたら、毎日同じ時間にやる。その熱意が何かの邪魔になることはない。
- どこでも仕事ができるようにする。「ミステリーの女王」と呼ばれたアガサ・クリスティは、取材を受けるたびに「机に座っている姿を写真に撮りたい」というリクエストに悩まされたという。何しろ、彼女は専用の机を持っていなかった。タイプライターさえ置ければ、どこでも構わなかったのだ。完璧な仕事場が優れた仕事に通じるというわけではない。周りにも、勉強に集中できないのを環境のせいにする人がいるが、ある程度の雑音は、創造性に関しては望ましいという研究結果もある。要は自分の意志なのだ。
- 戦略的にハイになる。え、これいいの!?と一瞬思ったが、数えきれないほどの創作者が、想像力を高めるために、”薬物”を利用してきた。最近話題になった「ウルフ・オブ・ウォールストリート」にもその描写はある。カフェインもその一つ。時代を問わず、芸術家は作家に人気のあるのがコーヒーである。ベートーベンは1杯のコーヒーを淹れるのに豆を60粒、自ら数えた。哲学者のキルケゴールは、佐藤を詰め込んだカップにブラックコーヒーを注ぎ、泥のような塊を飲み干した。とはいえ、適量が肝心だ。まあ、まだ子供?の筆者にはコーヒーの美味しさはいまいち分からないので何とも言えないが。苦笑
まとめとして。彼らの習慣に共通点はない。しかし、それぞれが自分なりの”日常の儀式”を厳格に守っていた。筆者も、最低でも2日に1回ブログを更新しようと思った。